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子どもと楽しむ毎日を〜妊娠・出産・子育て〜

長男くん出産レポート〜微弱陣痛からの出産〜

今日は長男くんの時の出産についてまとめておきます。

これから出産を迎えて不安に感じているママやパパに少しでも参考になれば幸いです。

そして私自身、もうすぐ出産を控えているので頭と気持ちを整理するためにも書き記しておこうと思います。

 

前駆陣痛と本陣痛

初めての妊娠の時、

「陣痛って、どんなの?来たら本当に分かるの?」

 

と私自身とっても不安でした。お腹の弱い私にとって腹痛ってよくあることだから、

陣痛と区別つくのかな〜と。でも、実際体験してみると

「ついに来たかな?」とピンとくるものでした。

 

陣痛の痛みって「鼻からスイカ」とかよく聞きますし、そんなえげつない痛さなの〜と恐怖を覚えますよね。でも実際は、そんな急にとんでもない痛みが襲ってくるのではなく段階を経て徐々に強い痛みがやって来ます。

 

そして、ずっと痛みが続くのではなく一定の間隔で痛みと痛みがない状態を繰り返すようになったら陣痛(本陣痛)と考えられています。

 

お医者さんに伺ったところ、痛みが約10分以内、または1時間に6回のペースで訪れたらお産の準備とのこと。

 

その前段階では、お腹の張りや生理痛のような鈍痛が不規則に起こったり、10分間隔で来てた痛みがおさまってしまったという場合もあります。一般的に前駆陣痛と呼ばれるものですね。まだ準備段階なので、一旦痛みがおさまってしまうことも。こうなるとまた陣痛が来るのを待つことになります。

 

陣痛初期の痛みは人によっても様々なようです。前駆陣痛を経て本陣痛に変わっていく場合もあれば、痛みに強い人なら前駆陣痛に気づかず定期的な本陣痛から痛みを感じ始める場合もあるそうです。

お腹を下したような痛みを感じる人もいれば、お腹が張るような痛さ、生理痛のような痛みなど様々。痛みが徐々に強くなって、子宮口が全開になっていざ分娩!!という段階で痛みのピークを迎えるのです。

 

長男くんの出産

予定日の3日前の夜20時頃から、あれ?なんかお腹が張るような痛さ。

予定日も近かったことから「これはついに??」

とドキドキしながら間隔を測ってみると、だいたい15〜20分間隔。

規則的に痛みが出始めたので、産院に電話して聞いてみました。

すると、「病院まで少し遠いですし、念の為動けるうちに病院へ来てください」

とのこと(ちなみに1人目の出産ということで里帰り出産。高知の田舎の家の為、産院まで車で45分程かかる距離でした。)

元々痛みに弱い私にとっては、車移動の間も「うぅ、痛い〜」と唸っていました。

しかし、到着してお腹に機械(NST)をつけて計測してみるも、あれ?なんか痛みがピークより治まってきた気が。看護師さんにもまだ弱いね〜と言われる結果に。

「どうしますか?お家に一旦帰っても良いですし、このまま泊まって行きますか?」

と選択肢を下さり、私と付き添ってくれていた母はもちろん家で夜中過ごすのは

不安だし、また45分かけて帰ってまた痛くなったら来るのって結構大変と思い

甘えさせてもらい入院することにしました。

 

そして朝になり、何だか痛いような、でもまた遠のいた?のかな〜と思っていると、

今度は便意を感じトイレへ。スッキリ。お産の前に出てくれて良かったと内心ホッ。

その後、また前駆陣痛が始まって15分間隔に。

でもなかなか本陣痛が始まってくれず。。。痛いのに、産まれない状態。

正直、辛い。これ、またおさまったら帰宅しなあかんパターンかな。

と思っていると、痛みが強くなり始めて、やっと陣痛室へ通される。

 

やっとだ〜。やっとこの時が。と思っていたけど、

まだ痛みが弱いらしい。なぜ〜。赤ちゃんまだお腹に居たいのかな?

先生から「陣痛促進剤使いますか?」とのご提案。

結構しんどくなって来てたので、「お願いします」と即決しました。

促進剤ってやはり文字の通り薬で促すので、急激に痛みが加速。

今までの痛みなんて比じゃなかった。

あまりの痛さに呼吸法なんてぶっ飛んでしまい、プチパニック状態。

きちんと呼吸しないと赤ちゃんに酸素がいかなくなっちゃうから危険らしいですね。

そんなことを考える余裕がなく、お恥ずかしいのですが「いたーーーい」と叫び

続けた私は、酸素マスクをつけられました(。-∀-)

そして、そこからは早かったです。2回ほどいきむと赤ちゃん産まれました。

 

ドゥルンという不思議な今まで味わったことのない感覚で、赤ちゃんと胎盤

出て来ました。なんというかとても気持ち良い感覚。

そこからは放心状態。無事に産まれて来てくれた我が子が横のベッドにいるのを

眺めながら2時間ほどそのまま分娩室で過ごすのですが、至福の時間でした。

さっきまであんなに辛かったのに、やっぱり産むと痛みを忘れるというのは本当です。

 

会陰切開についても不安があったのですが、お産の間はそんなこと考えられませんでした。とにかく早く出てきて欲しい…それだけ。

いきむ時に少し割けてしまったようで縫うことになったのですが、全然痛みは感じませんでした。それまでの陣痛の方が壮絶だったので。

その後の抜糸の時にちょっと違和感はありましたが、私の場合強い痛みはありませんでした。

 

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こうして、長男くんは

出産予定日の2日前(妊娠39週5日)

午後0時40分に産まれて来てくれました。

分娩所要時間は約14時間。出血量は中量だったようです。

そして、母子手帳の特記事項には「微弱陣痛」「膣会陰裂傷II度」と書かれてました。

でも輸血をするほどではなかったので、ホッとしました。

 

この時もですが、今回も血液検査の結果「貧血」と言われていて、

鉄剤を毎日2回飲んでます。つわり中はこの貧血のため、外出先で倒れたこともありました。気をつけてはいたんですけどね、鉄分の多い食事を今後も積極的にとっていきます。

 

こうして産まれてきてくれた長男くんも今では5歳半。年長さんになりました。

来年にはランドセルを背負って小学校へ。早いものですね、1日1日を大切にしないと。

 

まとめ

私の経験からもお分かりのように、出産時に大切なのはやっぱり呼吸法

*長く息を吐き、しっかり呼吸する

 

そんな基本的なこと?と思われるかもしれませんが、陣痛で苦しいときに落ち着いて呼吸法を整える!これだけ覚えておくと楽になれます(*^^*)

それが出来なかった私の初出産体験でした(>_<")

 

私も意識して次の出産に挑みます!!陣痛は出産したら治る痛みですもんね、

赤ちゃんも頑張ってるんだと思って、母子一緒に頑張って出産の時を迎えましょう。